手ごね食パンは強力粉選びが重要

手ごねで食パンを作る場合には

強力粉選びが重要です。

以前、食パンに最適な強力粉って何か?って記事を書きました。

前回はスーパーキングを使って食パンがうまく焼けたので

今回は同じ分量と手法で「春よ恋い」を使って同じように焼けるか実験してみました。

手ごね食パンは強力粉選びが重要

たんぱく含量の違い

強力粉名 たんぱく質含有量
春よ恋い(特選挽き) 10.6±0.7%
スーパーキング(参考) 13.8±0.5%

今回は、春よ恋いを使ってみました。

 

材料

材料は、前回のスーパーキングの時をまったく同じ分量です。

  • 強力粉 250g
  • 砂糖 12.5g
  • 塩 5g
  • スキムミルク 5g
  • バター 10g
  • ショートニング 10g
  • インスタントドライイースト 2.5g
  • 水 195g
  • 卵(焼成用) 卵の1/5の量で薄めておく

 

2次発酵で思ったように膨らまない

2次発酵までは粉の違いはほぼ感じません。

もしかしたら同じように出来るかな?って思ったぐらいです。

2次発酵で型に入れて35℃で70分発酵したのですが

スーパーキングのように膨らみませんでした。

※写真は焼成用の卵を塗った時の写真です。

前回のスーパーキングとの比較

型からはみ出しそうなぐらい膨らんでいます。

どちらも2次発酵時間は35℃で70分でした。

春よ恋いの方は80分ぐらい発酵させれば膨らんだかもしれませんが

やはり食パンを作る場合には最強力粉を選んだ方が楽かもしれません。

焼き上がり

焼き上がりはこんな感じです。

やはり前回とは違います。

山が違いますね。

食べてみた感想

焼き上がりから1時間程度クールダウンさせて

卵サンドにして食べてみました。

スーパーキングの方がふんわり感はありましたが

春よ恋いの場合はもちもち感があり

これはこれで美味しいかもしれません。

 

結論

結論としては、食パンとして使うのであれば

最強力粉を選んだ方が失敗は少ないと思います。

発酵時間さえ守れば誰が作っても美味しく作れるのが

最強力粉ではないでしょうか。

ただ、小麦粉ごとの食感を味わいたいのであれば

特に最強力粉にこだわる必要もないかもしれません。

ようは、どちらも手作りパンは美味しいってことです。

 

 

 

コメントは受け付けていません。