厄年って信じますか?
私の場合は母が熱烈な新興宗教の信者だったので
それまでは、この手の風習的なものはまったく信じていませんでした。
まさか不幸なことが続くとは
想像すらしていませんでした。
そもそも厄年ってなんだ?
厄年とは、簡単にいうと不幸な事が多く起きる年齢のことであって
平安時代からの風習らしいです。
ITがこれだけ普及して世界と簡単につながる時代に
この手の風習を若い世代がどう感じるかですが
私の身に起こったことを紹介します。
その前に厄年の年齢についてに書きます。
厄年の年齢
男子の場合(2017年)
25歳…1933年(平成5年)生まれの男性
42歳…1976年(昭和51年)生まれの男性-大厄
61際…1957年(昭和32年)生まれの男性
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
24歳
1994年 |
25歳
1993年 |
26歳
1992年 |
41歳
1977年 |
42歳
1976年 |
43歳
1975年 |
60歳
1958年 |
61歳
1957年 |
62歳
1956年 |
女子の場合(2017年)
19歳…1999年(平成11年)生まれの女性
33歳…1985年(昭和60年)生まれの女性-大厄
37歳…1981年(昭和56年)生まれの女性
61歳…1957年(昭和32年)生まれの女性
前厄 | 本厄 | 後厄 |
---|---|---|
18歳
2000年 |
19歳
1999年 |
20歳
1998年 |
32歳
1986年 |
33歳
1985年 |
34歳
1984年 |
36歳
1982年 |
37歳
1981年 |
38歳
1980年 |
60歳
1958年 |
61歳
1957年 |
62歳
1956年 |
大厄とは、厄年の中でも最も重い年のことです。
私の前厄(41歳)
41歳の時は、これといった悪いことは無かったと思います。
会社経営していて従業員がかなり辞めた時期がこの時だったと記憶しています。
ただ、これは私に原因があるんであまり前厄とかは関係ないと今でも思ってます。
私の本厄(42歳)
自分に不幸が降りかかるのではなく周りが病気にあったりが続いた年でした。
まずは母が余命宣告され、年末のクリスマスには妻の乳がんを告知されました。
母の場合は、がんが再発して抗がん剤治療を長くしていたので
いつかはって、気持ちはあったのですが
妻の場合は急に降りかかった出来事でしたから
何故?って気持ちも強かったのと
母と同じ乳がんでしたから
何かに取り憑かれたのではないかという感じでした。
自分が本厄だから?って意識をしだしたのも
妻の乳がんが発覚してからです。
この年の大晦日から正月三が日は高熱が続き
寝込んでいました。
そんな年末年始は
これまでの人生の中でも無かったですね。
妻のがんの告知で精神的に疲労して
免疫力が下がったんではないかと思っています。
私の後厄(43歳)
43歳の時に母を亡くしました。
妻が抗がん剤治療中に自宅で倒れて入院していたのですが
退院した直後でしたので精神的にかなりきつかったです。
妻が救急車で運ばれる時は
もうどこまで自分の人生転落していくんだろうかって
自分を呪ったぐらいでした。
直前に厄払いには行っていたのですが遅かったのか
そもそも効かないのか?といった感じでした。
結論
本厄、後厄は人生の中でも一番不幸なことが続いた2年間でした。
後厄から2年後に父も亡くなるのですが
この2年間が精神的に一番きつかったですね。
ただ、厄年だからって誰にでも不幸な事が起きるわけではなく
年齢的にも男子の41〜43歳ぐらいの時は
会社でも責任ある立場になり、子供にも手がかかりだす時で
また親も高齢になってくる時なので心労が重なることで
不幸な事が起きる可能性が高いのではないかと思います。
厄払いに行くか行かないかは本人次第ですが
行くことで不幸な出来事が軽減するのであれば
行った方がいいわけなので
私は行った方がいいかと思います。
あとは自分自身の健康管理には
気を遣う時ではないかと思います。
私も42歳の本厄の時から朝のジョギングを日課して
今に至ります。